中国政府「ロシアを支持」と声明発表 ワグネル“反乱”に 事態を静観か
ロシアの民間軍事会社ワグネルの反乱について中国政府は内政問題としたうえでロシアを支持するとのべるにとどめた声明を発表しました。事態を静観する姿勢が覗えます。
中国外務省は25日夜、声明を発表しワグネルの反乱とその後の展開について「これはロシアの内政だ」とした上で「ロシアが国の安定を守り発展と繁栄を実現することを支持する」と表明しました。
声明はワグネルによる反乱がほぼ収束したタイミングで出された上、中国語でおよそ50文字に留めるなど中国政府は静観する姿勢であることが覗えます。習近平国家主席はアメリカと対抗するパートナーとしてプーチン大統領との関係を重視しておりロシア国内の情勢を注視しているものとみられます。