イスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザ地区南部のラファで、イスラム組織ハマスに拘束されていた人質2人を救出したと発表しました。

イスラエル軍は12日未明にガザ地区南部のラファで特別作戦を実施し、ハマスに拘束されていた人質2人を救出したと発表しました。救出された人質は60歳と70歳の男性で、健康状態は良好だということです。

イスラエル軍のハガリ報道官によりますと、2人はラファ中心部にある建物で拘束されていて、激しい銃撃戦の末に救出したということです。また、部隊を撤退させるために空爆も行ったとしています。

ガザ地区の保健当局は12日、空爆などによりラファで少なくとも67人が死亡したとしています。

ラファは100万人以上が避難しているとされていて、民間人への被害が増えることが懸念されます。