アメリカ上空飛行“偵察気球”軍との関連指摘も…中国外務省「気球は民間用」改めて反論
アメリカの本土上空を飛行した中国の「偵察気球」をめぐり、軍との関連が指摘されていることについて、中国外務省は10日、「気球は民間用だ」と改めて反論しました。
アメリカ政府の高官は気球を製造した企業について、「中国人民解放軍と直接的なつながりを持っていると確信している」との見方を示しました。
これについて、中国外務省は10日の会見で、「民間用であるとアメリカ側に明確に伝えている」と述べ、軍との関連を改めて否定しました。
また、アメリカの議会下院で中国の偵察気球を非難する決議が採択されたことについて、「政治的な操作であり、あおり立てている。強い不満と断固たる反対を表明する」と反発しました。