インドの道路でバイクを走らせる男性。その姿を追いかけるのは大きなツル。男性のそばを飛び続け、どこまでも付いて行きます。男性とツルの間に芽生えた「特別な友情」。

去年、脚をけがしたツルを畑で保護したという男性。家に連れて帰り、手当てをしたり食事を与えたりして世話をしたところ、1日の終わりには男性の自宅に帰ってくるようになったといいます。

この姿について、タンチョウ保護研究グループ・百瀬邦和さんは「（ツルは）学習能力も高いので、人にもなれやすいという前提があったと思うんですけれども、（こんなになつくのは）それなりに珍しい。あまりあることではない例だと思います」と話します。

専門家によると、このツルは「オオヅル」という種類で、インドや東南アジアに生息しているといいます。

男性は地元メディアに対して「家族と同じくらい大切に思っている」と話しているということです。

(2023年3月2日 news every. 「まさかの出来事」より)