尹大統領、北朝鮮の韓国「敵国」位置づけ非難…朝鮮半島の統一目指す考え強調
韓国の尹錫悦大統領は1日、演説で北朝鮮が韓国を「敵国」と位置づけたことを非難した上で、引き続き、朝鮮半島の統一を目指す考えを強調しました。
尹大統領は演説で、北朝鮮が韓国を「第1の敵対国」と位置づけたことについて「実に嘆かわしい」と非難しました。
その上で、「北朝鮮政権の暴政と人権侵害は人類の普遍的価値を否定している」と強く批判。「私たちの統一努力が北朝鮮住民にとって希望と明かりにならなければならない」と述べ、韓国は今後も朝鮮半島の統一を目指す考えを強調しました。
この日の演説は日本からの独立運動を記念する式典で行われたもので、日本について「世界の平和と繁栄のために協力するパートナーになった」と述べました。
さらに、「交流と協力を通じて信頼を築き、歴史が残した難しい課題を共に解決していけば両国関係のより明るく新しい未来を開ける」との考えを示しました。