パリオリンピックの開会式を演出した芸術監督に対し、インターネット上で殺害予告が行われたとして、検察が捜査を始めました。

パリオリンピックの開会式では、ドラァグクイーンらが登場した場面がキリスト処刑前夜を描いたレオナルド・ダビンチの「最後の晩餐」を連想させ“キリスト教を侮辱している”と批判が相次ぎました。

ロイター通信によりますと、演出をした芸術監督の告訴を受け、パリ検察は2日、インターネット上で殺害予告が行われたとして捜査を始めたと明らかにしました。

また、この場面に出演したDJも脅迫を受けたとして告訴したということです。

大会組織委員会は2日、一連の誹謗中傷を非難するとともに、芸術監督らを支援する考えを表明しました。