ブルース・ウィリスさん“失語症”俳優業を引退
「ダイ・ハード」シリーズなどのアクション映画で知られるアメリカの俳優・ブルース・ウィリスさんが俳優業を引退することがわかりました。
ブルース・ウィリスさんの家族は30日、インスタグラムの投稿で、ウィリスさんが最近になって認知能力に影響を与える失語症と診断され、俳優業を引退することを明らかにしました。
投稿は妻のエマさんや娘のルーマーさん、元妻のデミ・ムーアさんら7人の連名で、「大きな試練だが、ブルースがいつも“人生を存分に楽しめ”と言ったように、ファンの皆さんとともに乗り越えていきたい」としています。
厚労省によりますと、失語症は脳梗塞などで脳の言語領域が損傷して起きるもので、自分の考えを言葉にできず、コミュニケーションが困難になる障害です。