北“極超音速ミサイル”700キロ先に命中
北朝鮮メディアは、極超音速ミサイルの発射実験を5日行ったと報じました。5日、発射された飛翔体を指すとみられます。
6日付の「労働新聞」は北朝鮮の国防科学院が5日、極超音速ミサイルの発射実験を行ったと報じました。
写真では移動式の発射台から、ミサイルがオレンジの炎を出しながら上昇する様子が確認できます。ミサイルは発射後に弾頭部が分離され、700キロ先の標的に誤差なく命中したとしています。
滑空飛行に加えて「側面機動」を新たに導入したと説明していて、左右にも変則的な軌道での飛行が可能だとアピールしたものとみられます。ミサイルの形状は、去年10月の兵器の展覧会で公開されたものに似ています。
去年9月に発射実験が行われた極超音速ミサイル「火星8」とは別のミサイルとみられ、兵器の多様化と実戦配備を進めるため、今後もさらなる発射実験を行う可能性があります。