感染が再拡大しているメキシコ。大統領が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。大統領の感染は去年の１月に続いて２度目です。

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これまでに４１０万人以上が感染しているメキシコ。（感染者　４１２万５３８８人　死者　３０万３３４人　米ジョンズ・ホプキンス大　１１日午後５時時点）

１月８日には１日の新規感染者が３万人を超え、過去最多を更新しています。

メキシコでは、入国手続きの際に陰性証明の提出が不要など、入国規制が厳しくないことなどもあり、年末年始の休暇シーズンには感染が再拡大。ただ政府は、新型コロナウイルスの飲み薬を承認していることなどを理由に、水際対策の強化には後ろ向きです。

そんな中、メキシコのロペスオブラドール大統領が１０日、新型コロナウイルスに感染したことを自身のツイッターで明らかにしました。ツイッターには「症状は軽症だが、隔離されて事務作業とオンラインでの公務のみとなる予定だ」などと投稿。

その日の朝の会見では、声が嗄れていることを記者に指摘されていた大統領。

記者
「少し声が嗄れているように聞こえますが」

メキシコ　ロペスオブラドール大統領
「けさ、目が覚めたら声が嗄れていた。この後、検査を受けるが、おそらく風邪だと思う」

その後、新型コロナウイルスの感染が確認されました。

大統領の感染は去年の１月に続いて２度目です。ロイター通信によりますと、大統領はすでにワクチンの追加接種を昨年末に済ませていたということです。