ロックダウン“宴会”英首相に辞任求める声
イギリスのジョンソン首相は12日、ロックダウン中に大人数の飲み会に参加していたことを認め謝罪しましたが、野党などからは辞任を求める声が強まっています。
イギリスの首相官邸の庭では、ロックダウン中だった2020年5月に飲み会が開かれ、首相を含めた40人ほどが参加したと報じられていました。
12日に議会で追及を受けたジョンソン首相は参加を認めたうえで、「官邸の庭はオフィスの延長として使われてきた」などと釈明しました。
ジョンソン首相「仕事のイベントだと信じていた。今思えば皆を官邸の中に戻すべきだった」
労働党・スターマー党首「(規制に違反する)パーティーだと認識しなかったなんて、バカげている」
ジョンソン首相をめぐっては先月、ロックダウン中の別の日にも官邸の庭で同僚らとワインやチーズを楽しんでいたと地元メディアが報じました。
度重なる“規制破り”に野党だけでなく与党の一部からも辞任を求める声があがっています。