全市民に2度目のPCR検査 中国・天津市
北京オリンピックの開幕まで1か月を切り、中国政府はコロナの封じ込めに躍起になっています。北京に隣接し、オミクロン株の感染者が確認された天津市では、全市民およそ1400万人を対象に2回目となる大規模な検査が始まりました。
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防護服に身を包み、エスカレーターの手すりや切符の販売機を消毒する医療従事者たち。中国の首都・北京に隣接する天津市では、9日にオミクロン株の感染者が確認されて以降、厳戒態勢が敷かれています。
12日の新型コロナの感染者は41人。オミクロン株の市中感染が起きている可能性が高いとされています。
感染が拡大する中、天津市では12日、およそ1400万人の全市民を対象に、2回目の大規模なPCR検査を始めました。この検査のため、企業などの従業員に半日休みを命じたということです。