イエメンの反政府勢力フーシ派、米英の攻撃に“報復する”
イエメンの反政府勢力フーシ派はアメリカとイギリスによる攻撃に報復する意向を示しました。
反政府勢力フーシ派の報道官は12日、アメリカとイギリスによる攻撃で5人が死亡したと発表しました。
そのうえで「懲罰や報復なしでは済まされない」と述べ、報復する意向を示しました。また、イスラエルに向かう船舶の航行を阻止し続けるとしています。
イエメンの首都サヌアでは、大通りをフーシ派の支持者らが埋め尽くし、アメリカやイスラエルの国旗などを燃やすなどして抗議しました。
一方でイエメンの政府は、イランが後ろ盾になっている反政府勢力フーシ派が、国を地域紛争にひきずりこもうとしていると批判していて、中東情勢が一段と流動化しています。