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イスラエルとハマス 戦闘開始から100日 2万3000人以上死亡

2024年1月15日 0:36

イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始から100日を迎えた14日、パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局は、これまでに2万3000人以上が死亡したと発表しました。

イスラエル軍は戦闘開始100日目にあたる14日もガザ地区への砲撃を続けていて、少なくとも9人のハマスの戦闘員を殺害したと発表しました。

こうした中、パレスチナの保健当局は14日、SNSに声明を投稿し、イスラエルとの戦闘により、ガザ地区でこれまでに2万3968人が死亡し、6万人以上がケガをしたと発表しました。死者の7割を女性や子供が占めているとしています。

さらに、イスラエル軍がガザ地区の150の医療機関を攻撃し、その半数以上が機能停止に陥っていると主張しています。

保健当局は「国際社会はこの100日の間、医療的な援助や負傷者に安全な退避ルートを提供することに失敗した」と指摘し、医療や人道面での支援を強く求めました。