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バイデン大統領発表のガザ地区停戦案 イスラエル側“枠組み受け入れる構え”報道

2024年6月3日 12:35

アメリカのバイデン大統領が発表したパレスチナ自治区ガザ地区の新たな停戦案について、ロイター通信は、イスラエル側が停戦への枠組みを受け入れる構えだと伝えました。

ガザ地区での停戦案をめぐり、ロイター通信は2日、ネタニヤフ首相の首席外交アドバイザーが、イギリス・メディアの取材に対し「停戦にむけた枠組みを受け入れたとのべた」と報じました。ただ、人質の全員解放と、ハマス壊滅という目標は変わっておらず「議論すべき多くの点が残されている」と指摘したということです。

新たな停戦案をめぐっては、イスラム組織ハマスが前向きに検討するとする一方、イスラエル首相府は、ハマスを無力化する前に恒久的停戦に合意することはありえないとする声明を出していました。

ガラント国防相も2日、ハマスによるガザ統治は容認しないと発言するなど強硬姿勢を崩しておらず、交渉が再開されるかは依然、不透明な情勢です。