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武外務次官が退任、後任は崔駐日大使 中国

2010年1月4日 21:12

 中国政府は4日、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の議長を務める武大偉外務次官の退任と、崔天凱駐日大使を外務次官に起用することを発表した。

 武氏は01年から4年間、駐日大使を務めた後、外務次官に就任して6か国協議の議長となった。武氏が議長を務める中、6か国協議は05年9月、北朝鮮が核を放棄することを表明した共同声明を採択したが、その後、協議は進展せず、核問題をめぐる動きは停滞している。

 6か国協議の議長の後任については発表されていないが、崔氏が有力な候補となっている。