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外務次官協議“日米韓の協力不可欠”で一致

2015年4月17日 14:27
外務次官協議“日米韓の協力不可欠”で一致

 アメリカのワシントンで16日、日米韓の外務次官が協議を行い、東アジアの安定にむけて3か国の協力が不可欠であるとの認識で一致した。

 3か国による次官協議は今回が初めてで、北朝鮮の核問題や中国による南シナ海での挑発行動などに対応するため、連携をさらに強化していくことを確認した。また日韓2か国でも協議が行われ、会見で齋木外務次官は、日韓関係の改善には双方の努力が必要だと強調した。

 斎木事務次官「日本は引き続き韓国との関係改善に努力をしていくし、韓国にもそれを望みます」

 協議では、先月の日韓外相会談が関係改善に有益だったとの認識を共有する一方、韓国側が歴史認識をめぐる問題を提起したため、日本側が見解を改めて説明したという。また、懸案の首脳会談開催にむけて日本側が協力を求めたのに対し、韓国側は「一層の努力をしたい」と回答したという。