世界最大の米家電見本市 目玉は3Dテレビ
世界最大の家電の見本市「CES」が、アメリカ・ラスベガスで始まった。今年の目玉は立体的な映像を楽しむことができる3Dテレビで、各社がアピールにしのぎを削っている。
イベント会場では、大手テレビメーカーのほとんどが、3Dテレビの今年の販売開始に向けて猛烈にアピールしている。メーカーによっては、普及の決め手となる魅力ある3D映像の供給にも力を注いでいる。
今年夏ごろに販売を開始する「ソニー」は、スポーツやドキュメンタリーのアメリカの専門チャンネルと提携し、FIFAワールドカップなどの番組制作に携わる。
一方、「パナソニック」は、3月にアメリカを皮切りに販売、秋には世界最大の3Dテレビを打ち出す。また、ソフト対策でアメリカの衛星放送チャンネル「ディレクTV」と提携する。
ハイテク機器専門の調査会社は、3Dテレビの出荷台数は2018年には6400万台に上ると見込んでいる。