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世界最大の航空見本市が開幕 英

2014年7月15日 8:07
世界最大の航空見本市が開幕 英

 イギリス・ロンドン郊外で14日、世界最大規模の航空見本市・ファンボロー航空ショーが始まり、航空自衛隊の次期主力戦闘機「F35」の実物大モデルが展示された。石川真史記者が報告する。

 自衛隊に導入されるF35は、レーダーに映りにくいステルス戦闘機で、軍事機密の塊。実際に展示されていたのはモデルで、実物の飛行はアメリカ国内で起きたエンジントラブルの影響で取りやめになった。

 世界の航空・防衛産業の売り込みの場でもある見本市には、1500を超える企業が出展、1週間の期間中に世界中から約10万人が訪れる。

 日本からは、過去最高となる20社がブースを構えている。国産初のジェット旅客機「MRJ」を開発中の「三菱航空機」は、客室のモックアップ(実物大の模型)を展示。漆を使った仕切りで、和風をアピールした。

 三菱航空機営業部・小川太郎戦略チームリーダー「MRJは、同クラスで一番高いキャビン高(機内の高さ)で、座席幅も最大。広さに関しては好評をいただいている」

 華やかな海外の航空ショーも、日本にとって重要なビジネスの場になりつつある。