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オバマ大統領、航空機テロ対策の強化を指示

2010年1月8日 10:41

 アメリカ・オバマ大統領は7日、航空機爆破テロ未遂事件を受けて、要注意人物を航空機に搭乗させないことを徹底するよう関係機関に指示した。

 オバマ大統領は「大統領として、国家と国民を守る責任がある。政府のシステムに欠陥があれば、それは私の責任だ。航空機の運航は通常通り行いつつ、危険人物は排除しなければならない」と述べた。

 また、「容疑者の情報が政府内で共有化されていなかったのは情報機関のシステムに問題があった」と指摘した上で、テロ情報分析官の能力向上が必要だと訴えた。さらに、「空港の安全確保のためには関係国との協力体制が不可欠だ」と強調したほか、空港での検査技術を向上させるよう指示した。