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中国人民解放軍 国産空母2隻の建造進める

2010年1月8日 21:03

 中国軍が、2隻の国産空母の建造を進めていることを明らかにした。

 中国人民解放軍の幹部・戴旭大佐は、国内メディアとのインタビューで「中国は少なくとも2つの空母艦隊を必要としている」とした上で、「完成のための費用は1兆8000億円になる」との見通しを示した。中国軍の国産空母について、2隻の建造を進めていることなどが具体的に明らかになったのは初めて。

 また、戴大佐は、空母の艦載機のパイロットとして50人が訓練を始めたことも明らかにした上で、「原子爆弾が中華民族の尊厳だとすれば、空母は夢だ。大国として空母が必要で、今がまさに建造の時だ」と、軍としての決意を強調している。