米特別代表、制裁解除しない考え示す
アメリカの北朝鮮問題を担当するボズワース特別代表は13日、北朝鮮の国連大使が6か国協議復帰の前提に制裁解除を求めたことについて、現時点では応じられないとの立場をあらためて示した。
ボズワース特別代表は13日、「北朝鮮が6か国協議に復帰し、非核化に向けて具体的な動きを始めれば、制裁についても見直されるだろう」と述べ、北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置をとらない限り、制裁は解除しないとの考えを示した。
また、北朝鮮との追加協議の予定はないとした上で「数週間、数か月以内に北朝鮮の核問題について進展させることができれば良いと思っている」と述べ、6か国協議の早期再開に期待感を示した。