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来月打ち上げ、山崎直子さんが抱負を語る

2010年3月5日 8:13

 来月に打ち上げ予定のスペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗する日本人宇宙飛行士・山崎直子さんが4日、アメリカ・フロリダ州にあるケネディ宇宙センターの発射台の前で抱負を語った。

 最終訓練を直前に控えた山崎さんら搭乗クルーは、青い訓練用のスーツ姿で発射台の前に姿を現した。山崎さんは「みんなで今まで訓練をしてきたので、すごく自然な感じです。さらに訓練を積んで、準備万端で任務に臨みたいと思います」と述べた。山崎さんの主な任務は、国際宇宙ステーションに補給物資を届けることで、任務ではロボットアームの操作など高度な作業を担当する。

 また、すでに国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士・野口聡一さんと対面する。山崎さんは「日本人2人(の宇宙同時滞在)というのは初めてですし、日本人が国際宇宙ステーションやもっと先の任務で活躍できる足場作りができればと。すごく楽しみにしています」と述べた。

 ディスカバリーの打ち上げは来月5日の予定。