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“普天間新案”真剣に検討~米海兵隊トップ

2010年3月11日 7:49

 アメリカ海兵隊トップ・コンウェイ総司令官は10日、普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題について、キャンプ・シュワブ(沖縄・名護市)陸上案などが提示されれば検討する考えを示した。

 コンウェイ総司令官は、名護市辺野古沿岸部の海上に移設するとした現行計画がベストだと強調する一方で、鳩山政権がキャンプ・シュワブ陸上案など新たな案を提示した場合は真剣に検討する考えを明らかにした。また、移設問題の決着が遅れれば、海兵隊のグアム移転費用に関する来年度予算案の審議に悪影響を与えると懸念を示している。