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北朝鮮代表の在日3選手、合宿地に向け出発

2010年5月20日 22:29
北朝鮮代表の在日3選手、合宿地に向け出発

 「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ」の開催まで約3週間となり、Jリーグに所属する北朝鮮代表の3選手が20日、合宿地のスイスに向けて出発した。

 北朝鮮代表としてワールドカップに臨む「川崎フロンターレ」の鄭大世選手、「大宮アルディージャ」の安英学選手、「ベガルタ仙台」の梁勇基選手は20日、代表チームに合流するため、スイスに向けて出発した。

 成田空港には、在日コリアンの関係者が集まり、3人を激励する横断幕を渡した。鄭選手は「グループリーグ突破が目標。1試合1得点で3得点が目標」、安選手は「空港に来て激励されて、やっと実感がわいてきました」、梁選手は「国を代表して、在日を代表して、宮城県を代表して恥じないプレーをしたい」と話した。

 北朝鮮代表は25日、ギリシャ代表と親善試合を行った後、今月末には南アフリカに入る予定。