フランスで行われていた第６３回カンヌ国際映画祭で２３日、最高賞にあたる「パルムドール」が発表された。

　パルムドールを受賞したのは、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品「ブンミおじさん」。この作品では、腎臓を患う男性が、過去や前世の記憶などをたどりながら死の支度をする姿が描かれている。

　北野武監督自らが主演し、暴力団の権力闘争を描いた新作の「アウトレイジ」は受賞を逃した。