×

コーラン焼却報道で暴徒化、死者も インド

2010年9月14日 14:00

 アメリカでイスラム教の聖典・コーランが燃やされたとの報道を受け、インドで13日、イスラム系住民が反発、一部が暴徒化し、13人が死亡した。

 カシミール地方では13日、抗議のため集まった数千人のイスラム系住民の一部が暴徒化し、車などに放火した。鎮圧のため警官隊が発砲し、13人が死亡、多数のケガ人が出た。

 今回の騒ぎの発端となったアメリカ・フロリダ州の牧師はコーランを燃やす計画を中止したが、別の牧師が燃やしたことが報じられたことから、各地で激しい反発が起きている。