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金総書記、中国高官と会談 砲撃事件後初

2010年12月9日 22:03

 中国外務省によると、北朝鮮・金正日総書記は9日、平壌を訪問した中国の外交政策を統括する戴秉国国務委員と会談した。北朝鮮による韓国への砲撃事件後、金総書記が中国高官と会談するのは初めて。

 会談で、両者は両国関係と朝鮮半島情勢について率直で深い意見交換をし、「重要な共通認識」に達したという。会談には、中国側から武大偉朝鮮半島問題特別代表も同席したが、共通認識の中身など会談の具体的な内容は明らかにされていない。

 中国が先に提案した6か国協議の首席代表による緊急会合についても意見交換が行われたとみられる。