×

ステルス機開発などの正当性強調 中国高官

2011年1月12日 22:29

 中国軍が新型ステルス戦闘機や空母の開発を進めていることについて、中国政府の高官が12日、自民党・加藤紘一元幹事長に対し、「中国が持つのはおかしなことではない」と正当性を強調した。

 中国軍は11日、新型ステルス戦闘機「殲20」の試験飛行を行った他、空母の開発も進めている。これについて、北京を訪れている加藤元幹事長が中国外務省・武大偉朝鮮半島問題特別代表に懸念を示したところ、「アメリカや他の国は空母を持っており、中国が造ってもおかしくはない。ステルス戦闘機も同じだ」と開発を進めて配備を目指すことの正当性を強調した。

 一方、前原外相が北朝鮮との直接対話に意欲を示したことについて、武特別代表は「非常に注目している。北朝鮮は日本との関係修復を望んでいる」と述べ、直接対話の実現を求めた。