北朝鮮・金第一外務次官が中国に到着
北朝鮮・金桂官第一外務次官が7日、中国・北京に到着した。中断している核問題をめぐる6か国協議の再開について、中国側と意見を交わすものとみられる。
金第一外務次官は7日午前、北京空港に到着した。午後には金第一外務次官を乗せたとみられる車が中国外務省に入った。その後、北京のホテルに入る際、金第一外務次官は記者の質問に答え、「2月に中国の外務次官が(北朝鮮・)平壌に来たので、そのお礼で中国に来ました」と述べた。
北朝鮮は2年以上中断している6か国協議の再開に前向きな姿勢を見せているが、アメリカや韓国との立場の隔たりは埋まっていない。金第一外務次官は中国・武大偉朝鮮半島問題特別代表らと意見を交わすものとみられ、歩み寄る姿勢を示すかどうかが注目される。