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駅で爆弾テロか、12人死亡 ベラルーシ

2011年4月12日 17:24

 旧ソビエト連邦のベラルーシの地下鉄で11日、爆弾テロとみられる爆発があり、12人が死亡、200人以上がケガをした。

 爆発があったのは、首都・ミンスクの地下鉄のオクチャブリスカヤ駅。11日午後6時頃、駅のプラットホームで爆発が起き、帰宅途中の人々が巻き込まれた。当局によると、これまでに12人が死亡、200人以上が負傷している。

 この駅はミンスクを走る2つの地下鉄路線が交差する乗換駅で利用者が多く、事件当時も混雑していた。

 犯行はテロリストによるものとみられ、事件の背景には、長く政権の座にあるルカシェンコ大統領への批判の高まりがあるものとみられている。