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「レベル7」引き上げ 各国から懸念の声

2011年4月13日 8:18

 日本政府が福島第一原発の事故の国際評価を「レベル7」に引き上げたことについて、各国から懸念の声が上がっている。

 菅首相と電話で会談した中国・温家宝首相は12日、原発の状況について説明した菅首相に対し、中国としても関心があり、必要な情報を提供するよう求めたという。

 また、韓国も事態を不安視している。外交通商省は12日の会見で、「韓国側としても非常に心配しています」と述べた。事故後の対応をめぐり、日本からの情報提供不足に不満を表明していた韓国だが、今後も、事態が悪化しないか注視する考え。