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農場に頭部切断の29遺体 グアテマラ

2011年5月17日 16:28

 中米・グアテマラで16日、農場が襲われ、29人が殺害されているのが発見された。

 事件があったのはグアテマラ北部の農場で、子供2人、女性2人を含む29人の遺体が首を切断された状態で農場のあちこちに放置されていた。ケガをしながらも生き残った男性は、銃やナタを所持した武装集団が14日に突然姿を現し、人々を次々に縛り上げて殺害したと話している。グアテマラ犯罪史上最悪の事件の発生を受け、コロン大統領は現地入りし、徹底捜査を指示した。

 現場の壁には、「農場のオーナーを捜している」との血文字のメッセージが残されていた。ロイター通信は「オーナーは麻薬密売組織の幹部の兄弟」と報道、AP通信も「29人の被害者は巻き込まれただけだ」という当局の見方を伝えている。