南米・ペルーの高校で２０日、生徒とその保護者が学校を襲撃し、大騒動となった。

　生徒らは警察の制止も振り切り、窓ガラスを割ったり、ドアを蹴破ったりして大騒ぎとなった。そして、そのままドアを突破し、校長室に流れ込むと、生徒らは校長を羽交い締めにして外に引きずり出した。

　ロイター通信によると、生徒らは「校長が学校の金を着服し、酒ばかり飲んでいる」と話していて、今回、その怒りが爆発したという。教諭の一人も「校長はただの酔っぱらいだ」と怒りをあらわにしているが、校長はこの疑惑について否定している。