生徒ら死者132人に パキスタン学校襲撃
パキスタン北部のペシャワルで学校が武装集団に襲撃された事件で、軍による制圧作戦は終了したもようだが、死者は生徒ら132人に上っている。イスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」が犯行声明を出している。
地元当局などによると、ペシャワルにあるパキスタン軍が運営する学校に16日、武装集団が侵入し銃を乱射、軍との間で銃撃戦となった。生徒ら132人が死亡し、245人がケガをしたという。現場にいた教員は、武装集団がそれぞれの教室に押し入り、無差別に発砲したと話している。ロイター通信は、軍が実行犯9人全員を殺害し、制圧作戦は終了したと伝えている。
イスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」が犯行声明を出していて、「パキスタン軍による攻撃への報復だ」としている。