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バイデン大統領、ロシア”攻撃開始”の際は居住棟に…日本時間の今夜、国民向け演説へ

2022年2月24日 18:03
バイデン大統領、ロシア”攻撃開始”の際は居住棟に…日本時間の今夜、国民向け演説へ

ついにロシアがプーチン大統領の指示により、ウクライナへの攻撃を始めました。アメリカ・ワシントンから中継です。

アメリカのバイデン大統領はホワイトハウスにいて、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行った以外は目立った動きはありません。遠く離れたウクライナで進行中の衝撃的な事態を前に、驚くほど静かな状況です。

攻撃が始まった直後のホワイトハウス内部の様子は、NBCテレビによりますと、ウクライナ各地で爆発が起き始めた際、バイデン大統領は執務室ではなく、家族との居住スペースがある居住棟にいたということです。

一方、執務室のある建物では、側近のサリバン大統領補佐官らが事前に用意していたバイデン大統領の声明を最終的にまとめあげ、すぐさま発表したということです。

この声明でバイデン大統領は、「プーチン大統領は、計画的な戦争を選んだ。この攻撃がもたらす死と破壊はロシアだけに責任がある」「世界はロシアの責任を追及するだろう」としています。

バイデン大統領は、日本時間の24日夜に行われるG7首脳とのオンライン会談に臨んだあと、国民向けに演説します。ここでロシアへの追加制裁も発表する見通しです。

ハイテク機器の輸出規制などが検討されていますが、スイフトと呼ばれる世界の銀行の決済システムからロシアを排除する案は、ヨーロッパの反発などもあり難しいとみられます。

次の制裁でヨーロッパとどこまで一致した対応を取れるかが焦点になります。