「暴力団」米の金融制裁対象に 大統領署名
アメリカ・オバマ大統領は25日、日本の「暴力団」が、麻薬取引などに関与し、アメリカにとっても脅威になっているとして、金融制裁を科すことを決めた。
オバマ大統領は25日、国際犯罪組織に金融制裁を科す大統領令に署名した。制裁の対象には、イタリアのマフィアなどの他、日本の「暴力団」も含まれている。「暴力団」の具体的な組織名は挙げていないが、制裁の理由として、麻薬取引やマネーロンダリング(=資金洗浄)に関わり、アメリカ国内で脅威になっているからだと説明している。
この制裁により、アメリカ国内の口座など関連資産は凍結され、アメリカの団体、個人との取引が一切禁止されることになる。