×

ノーベル生理学・医学賞の受賞者、先月死去

2011年10月4日 2:55

 ノーベル生理学・医学賞の受賞者が日本時間3日夕方、発表された。有力視されていた「iPS細胞」の生みの親、京都大学の山中伸弥教授の受賞はならなかった。また、受賞者の一人が先月、死去していたことがわかった。

 受賞したのは、アメリカやフランスの大学などに所属するボイトラー氏とホフマン氏、スタインマン氏。3人は免疫システムのメカニズムを解明したことが評価された。しかし、発表直後、スタインマン氏が先月30日に死去していたことがわかった。ノーベル賞の規則では、受賞者は発表時に生存していることが条件であるため、今後の対応は検討するとしている。

 一方、有力候補と目された山中教授は、今回の受賞はならなかった。