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米大学の日本人留学生、大幅減少続き7位に

2011年11月15日 11:24
米大学の日本人留学生、大幅減少続き7位に

 アメリカの大学に留学する日本人の数が毎年、大きく減り続けていることが明らかになった。

 アメリカ国際教育研究所によると、10~11学年度にアメリカの大学や大学院で学ぶ留学生の出身国は、トップが中国で15万7558人、2位がインドで10万3895人、3位が韓国で7万3351人となっている。一方、94~99学年度にトップだった日本は、昨年度より1つ順位を落として7位に転落。2万1290人とピーク時の半分以下になっている。

 研究所は、日本人留学生が減っている原因として、世界経済の影響などの他に、日本の会社の採用時期の違いについても指摘している。日本人留学生の減少については、クリントン国務長官も懸念を示している。