寒さで電力需要急増、ネオン禁止令 韓国
韓国で、寒さのため電力需要が急増して大規模な停電のおそれがあるとして、夕方の2時間、ネオンサインの使用を禁じる制度が、15日にスタートした。
対象となるのは、ネオンを使った看板22万か所。午後5時から午後7時まで使用を禁じ、2回の違反で最大20万円相当の罰金が科される。
韓国では9月、厳しい残暑で電力需要が急増し、全国で強制的な停電が行われて混乱した。この冬も大規模な停電のおそれがあるとして規制を強めたもので、韓国政府は「大型の原発1基分の電力が節約できる」としている。