中国・胡錦濤国家主席は１１年１２月３１日、北朝鮮・故金正日総書記の後継者・正恩氏の軍の最高司令官就任に祝電を送った。

　中国国営・新華社によると、胡主席は、中国の軍のトップの肩書である中央軍事委員会主席の名義で、正恩氏が北朝鮮の軍の最高司令官に就任したことに祝電を送った。

　祝電で、胡主席は「中国と北朝鮮の人民と軍は深い伝統的な友好がある。新たな歴史的な条件の下、両国の友好協力関係は絶えることなく強化されると信じる」と述べている。

　正恩氏が軍のトップに就任したタイミングで祝電を送ることで、あらためて中国として金正恩体制を支持する姿勢を鮮明にした形。