巨大ロケット「スターシップ」7回目の無人飛行試験、打ち上げ後に宇宙船との通信が途絶える
イーロン・マスク氏が率いる民間企業「スペースX」は巨大ロケット「スターシップ」の7回目の無人飛行試験を行いましたが、打ち上げ後に宇宙船との通信は途絶えました。
「スペースX」が月や火星の有人飛行を目指して開発中の史上最大のロケット「スターシップ」は16日午後、アメリカ・テキサス州から打ち上げられました。
およそ7分後には、宇宙船から分離したロケットが発射台に帰還し、2本のアームを使っての“キャッチ”に再び成功しました。
一方、切り離された宇宙船とは打ち上げから、およそ8分半後に通信が途絶えました。
スペースXは「スターシップが上昇中に予定外の急速な分解が起きた。原因究明のために飛行試験データの解析を続ける」としています。
CNNは宇宙船の破片の影響で、フロリダ近辺の航空便の発着に遅れが出ていると報じています。
最終更新日:2025年1月17日 10:20