バイデン大統領、新型コロナウイルス感染 民主党内の撤退圧力“再燃”
バイデン大統領が17日、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
ホワイトハウスは17日、バイデン大統領が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。バイデン氏はネバダ州での選挙活動を切り上げ自宅のあるデラウェア州に戻りました。
ホワイトハウスは症状は軽く、隔離期間中も大統領の職務を遂行すると説明しています。
こうした中、アメリカメディアによりますと与党・民主党のシフ下院議員が、バイデン大統領に対し、大統領選挙からの撤退を要請しました。撤退を求める民主党の議員はこれで20人目です。
トランプ前大統領の銃撃事件を受け、一時収まっていたバイデン氏に撤退を求める動きが再燃した形です。
AP通信によりますと、民主党は大統領選の候補者を正式に決める投票を8月の第一週に行うことを検討しているということです。ただ、ABCは民主党の幹部が投票を遅らせることを検討しているとも報じていて、バイデン氏への撤退論が収まらない中先行きは不透明なままです。