韓国政府は新型コロナウイルス対策として今も継続している屋内でのマスク着用義務について、解除するかどうかを今月中に決めるとの方針を明らかにしました。

韓国政府のコロナ対策本部は7日、屋内でのマスク着用義務について「来週の会議で議論し、専門家の諮問などを経て、今月末までに最終調整案を示す」と明らかにしました。

韓国では「屋外」でのマスク着用義務はすでに9月に全面的に解除されていましたが、屋内での着用義務は継続していました。

今後、屋内の着用義務を解除する具体的な議論を始めることになりますが、政府は「この冬が再流行の山場で不確実性は依然として高い」として慎重に検討する姿勢です。

韓悳洙首相は義務解除の時期について、専門家の中では当初、3月頃との意見が多かったとしつつ、少し早めて「1月末頃に要件に達するのではないか」との見方を示しています。