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北朝鮮が米韓訓練への“対抗措置”2日連続の砲撃 韓国政府関係者「続く可能性が高い」

2022年12月6日 19:16
北朝鮮が米韓訓練への“対抗措置”2日連続の砲撃 韓国政府関係者「続く可能性が高い」

北朝鮮は6日、韓国側での訓練への対抗措置として、2日連続となる砲撃を行いました。

北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部の報道官は6日午前、国営メディアを通じ、「敵が再び前線近くでロケット砲などを発射する状況を捉えた」と指摘しました。その上で「強力な対応、警告目的の海上実弾砲撃を断行する命令を下した」と明らかにしました。

韓国軍によりますと、北朝鮮は6日午前10時ごろから、日本海に向けて90発あまりのロケット砲と推定される砲撃を行い、南北の緩衝区域内の海上に着弾しました。

さらに午後6時ごろ、日本海に向けて10発あまりの砲撃を行いました。

韓国軍は5日から南北の軍事境界線近くでアメリカ軍とともに砲撃訓練を実施しています。北朝鮮は5日も対抗措置として130発あまりの砲撃を行っていて、韓国政府関係者は「こうした北朝鮮の対応は続く可能性が高い」との見方を示しています。