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フランシスコ教皇が退院 執刀医「外国を訪問できる程に回復」

2023年6月17日 3:05

腹部の手術のため入院していたローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が16日、ローマ市内の病院から退院しました。

ロイター通信によりますと、フランシスコ教皇は16日、腹部の手術のために入院していたローマ市内の病院から退院し、集まった信者らに手を振りながら病院をあとにしました。

フランシスコ教皇は、腹部のヘルニアの症状が悪化し、痛みが再発していることから、7日に手術を受けていましたが、教皇の執刀医は、「教皇は外国を訪問できる程に回復した」と述べました。

86歳のフランシスコ教皇は、車いすでの公務を続けているほか、ことし3月にも呼吸器感染症で入院するなど、健康状態が懸念されていますが、8月に計画されているポルトガルとモンゴルへの訪問は予定通り行うということです。