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北朝鮮“ミサイル”を発射施設へ

2012年3月26日 17:23

 「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の弾道ミサイルを発射すると予告している北朝鮮が、ミサイルの本体をすでに発射施設に運び込み、準備を着々と進めていることがわかった。

 韓国政府の関係者によると、北朝鮮は、特別列車を使い、24日までに、ミサイル本体とみられる物体を、北西部の東倉里にある発射施設に運び込んだという。韓国国防省の報道官は「北朝鮮が長距離ミサイルの胴体を運んで、建物内で発射のための準備中と理解している」と話している。

 衛星写真を分析した結果、東倉里の発射台は前回ミサイルが発射された施設のものより高く、今回のミサイルは前回より大型になる可能性があるという。