北朝鮮が人工衛星の打ち上げと称し、事実上の弾道ミサイル発射を予告していたが、韓国軍関係者によると、北朝鮮が１３日午前７時半過ぎ、事実上の弾道ミサイルを発射したという。アメリカ３大ネットワークの一つ「ＡＢＣテレビ」は、「今回の事実上のミサイル発射が失敗した」と報道している。また、「ＦＯＸニュース」も複数の政府高官の話として、発射は失敗したもようだと伝えている。まもなく、オバマ大統領が声明を出すという。

　韓国国防省報道官によると、北朝鮮は、事実上の弾道ミサイルを７時３９分に発射したという。この発射が成功したかや落下物があるかどうかは現在、アメリカ・韓国の情報当局で確認中だという。

　朝鮮半島関係筋はＮＮＮの取材に対し、成功にはやや疑問が残るとの見方を示している。

　韓国政府は１３日午前９時から関係閣僚を集め、緊急の会議を開催する。李明博大統領も参加し、状況を分析して、対応を協議することにしている。

　また、アメリカのホワイトハウスも発射を認めている。