アメリカＩＴ大手「アップル」は２４日、１～３月期の決算を発表し、売上高が３兆円を超えて、この期間で過去最高を更新したことを明らかにした。

　アップルの１～３月期の売上高は３９２億ドル（約３兆２０００億円）に上り、前年同期比で５９％増加した。また、純利益は１１６億ドル（約９４００億円）で前年同期比で９４％増え、この期間の決算としては、いずれも過去最高を更新した。中国で多機能携帯電話「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の売り上げが好調だったことや、タブレット型多機能端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」の販売台数も前年同期比で２．５倍増えたことが要因となった。ティム・クック最高経営責任者（ＣＥＯ）は、「この結果に興奮している。今年中にまた革新的な新製品を提供できるだろう」とコメントしている。

　決算発表を受け、アップルの株価は一時、７％以上上昇した。