韓国で、スープを作るために野生の蛇を捕獲していた男が摘発された。

　韓国・ソウル西部の住宅街では、先月から、住宅の居間やトイレなどで相次いで蛇が見つかった。警察が調べたところ、見つかった蛇はいずれも健康食品の販売店から逃げ出していたことがわかり、警察は２日、経営者の５０歳代の男を野生動物保護管理法違反の疑いで書類送検したと発表した。

　逃げ出した蛇は、男がスープを作る目的で捕獲したということだが、２３匹が逃げ出し、このうち６匹がまだ見つかっていない。毒蛇ではないということだが、付近では住民の不安が高まっている。

　韓国では、滋養強壮に蛇が良いと一部で言われているが、蛇を食べたり、捕獲したりすることは法律で禁じられている。