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エチオピアのメレス首相死去 海外療養中に

2012年8月21日 22:24

 ロイター通信によると、エチオピアの国営メディアは、メレス・ゼナウィ首相が20日夜、療養を受けていた海外の病院で死去したと伝えた。57歳だった。

 メレス首相は約1年前から闘病生活に入り、2か月前からは副首相が首相代理を行っていたという。病名は明らかにされていない。

 メレス首相は91年に独裁政権のメンギスツ政権を倒し、大統領に就任。95年には初代首相に就任し、約20年にわたり、エチオピアの政権トップとして、経済成長と治安維持に当たった。一方で、ジャーナリストや野党への弾圧を非難する声もあったという。